1982年公開の「この子の七つのお祝いに」。この映画のCMやポスターがとにかく怖くて、かなり大きくなるまでは、興味があっても見る気にはなれなかったのです。ホラーだと勘違いしていました。しかしミステリーなのです。そして、非常に悲しい映画なのです。

2011年になってからはDVDもリリースされています。見たことがないひとには、ぜひ見てほしい!と思える映画です。「お父さんは悪い人だから、恨みなさい、絶対に許してはいけない」と教え込まれ、虐待され続けてきた少女・麻矢。母親は彼女の目の前で自殺し、そして…というストーリーです。あらすじだけ聞くと怖い雰囲気もあるのですが、実際には怖さよりも悲しさが際立ちます。

見ごたえがあり、かなりおすすめの映画です。