リュック・ベッソン監督の映画「レオン」は夫も私も好きな作品の一つです。主演のジャン・レノは動物の熊をイメージして演じたと聞いたことがあります。

観葉植物と商売道具の銃を持って、転々と移動しながら仕事をしているレオンは、ある日家族を殺されたマチルダを助けたことから、一緒に行動をするようになります。そして手ほどきをして欲しいとお願いするマチルダに少しずつ仕事を教えていきます。マチルダはまだ少女ですが、いつしかレオンに恋心を抱くようになります。恋人にも家族にも見える二人の生活は楽しく過ぎていきますが、とうとう追手が迫ってきます。レオンはマチルダのために自らの命をかけます。

レオンが最期に感じたのは、自分が愛した相手のために生きたという温かい感情なのかもしれません。